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■UI【ユーザインターフェース user interface】 |
ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、コンピュータシステムの「操作感」。基礎的なUIはOSによって提供されるため、UIはOSの評価を左右する大きな要素となる。UIには大きく分けて、文字ベースのCUIとグラフィックベースのGUIがある。前者を採用した代表的なOSは初期のUNIXやMS-DOSである(最近のUNIXはX Window SystemというGUIを実装している)。後者を実装しているOSにはWindowsシリーズやMac OSがある。
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■カロッツェリア【carrozzeria】 |
イタリア語で「車体」という意味から、車体メーカー、車体デザイン工房に対してこう言われる。かつて欧米の自動車メーカーでは、エンジン付きの車体を生産し、ボディーは顧客の好みで専業のボディーメーカーが架装するのが一般的だった。その伝統が今に残ったのがカロッツェリアである。有名なカロッツェリアとしては、1930年にバティスタ・ファリーナが創業したピニンファリーナがある。フェラーリの歴代デザインやアルファロメオ、ジャガー、プジョーなどで多くの名車を生み出しているカロッツェリアで、47年のチシタリア404GTは、ニューヨーク近代美術館に展示されている。このピニンファリーナや、デザイナーとして日本でも有名なジウジアーロが率いるイタルデザインなど、現在のカロッツェリアは、車のデザインだけではなく、家具や家庭用品から時計まで、トータルな工業デザインを手がける企業となっている場合が多い。
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■クラスター【cluster】 |
クラスターは、ブドウなどの「房」という意味で、群生や、鈴なりになる状態に対して使われる。
経済学では、企業集積が競争優位性を生む場合に用いられており、ハーバード大学経営大学院教授マイケル・ポーターは、「クラスターとは、特定分野における関連企業、専門性の高い供給業者、サービス提供者、関連業界に属する企業、関連機関(大学、規格団体、業界団体など)が地理的に集中し、競争しつつ同時に協力している状態を言う」(『競争戦略論II』)と述べている。ポーターは、クラスターの重要なメリットとしてイノベーションをあげているが、同時にクラスターが内部から衰退する可能性として、内部の硬直性が生産性とイノベーションを抑えることを指摘している。変化を拒むクラスターは衰退するということは肝に銘じなければならない。
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■サッポロバレー【Sapporo Valley】 |
札幌市は、ソフトウェア開発を中心とする情報関連企業が数多く集積し、サッポロバレーとして全国に知られている。その構造としては、ナショナルブランドのメーカーやその地域会社、汎用系にルーツをもつ企業、マイコンやパソコン用ソフトウェア開発にルーツをもつ企業、コンテンツ系企業などがクラスター的連関をもちながら存在し、受託開発から製品開発まで幅広く展開。なかにはセキュリティやグラフィックス、SIPなど特化した技術で全国的に知られる企業も存在している。
事業規模では売上高10億円に満たない中小規模の企業が大半だが、保有する要素技術やノウハウは広範にわたっている。地域全体で見ると大規模なプロジェクトマネジメントは得意ではないが、多様な案件を飲み込み、幅広い技術とノウハウで器用に解決していく中小企業集積的な様相が見えてくる。そのなかでも組込系開発や制御系開発に強い技術者が多いといわれ、ゲーム機、ルータ、PDA、携帯電話、カーナビなど札幌で行われてきた機器開発は少なくない。
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■ラピッドプロトタイピング【rapid prototyping】 |
試作品(prototype)を高速に(rapid)製造すること。またその技術。製品のライフサイクルが短命化するなかで、いかに高速に製品開発を進めるかの開発スピードが問われているが、その課題を3次元CADデータから直接製造することで解決したのがラピッドプロトタイピングである。スライスした3次元CADデータを積層することで立体を造形する積層造形法が一般的で、なかでも紫外線硬化樹脂を用いたものを光造形法と呼んでいる。また近年では粉体レーザー焼結を用いて鋳型の直接製造を行う技術も開発されている。
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■ユーザビリティ【usability】 |
黒須正明他著『ISO13407がわかる本』は、ユーザビリティが現在大きく三つの意味で使われていると指摘している。第一は、障害者のバリアフリーなど「利用可能性」という意味で使われること。第二は、ヤコブ・ニールセンのように、機能や性能などのポジティブな側面であるユーティリティに対し、わかりにくさや使いにくさなどネガティブな側面を解消しようという意味。そして第三は、ISO13407で使われる最も広い定義として、ニールセンのユーティリティとユーザビリティを合わせた「使い勝手」という意味である。
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■アクセシビリティ【accessibility】 |
障害者や高齢者など、一時的・継続的な障害によって特別の要求をもつユーザが、容易にアクセスできること。ソフトウェア面での規格としてISO/TS16071がある。
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■デザイン【design】 |
近代デザインが、本来のdesignという言葉のもつ意匠と計画という語義のもとに、産業やアーキテクチャー、広告などのモノにかたちを与えることを主題にしてきたことに対し、現在のデザインはその意味と領域をはるかに拡張しつづけている。コンピュータとデジタル技術の発達やメディアの社会化は、モノとコトの全体にわたる表現デザインとしての情報デザインの領域を生み出しているし、関係性のデザイン、コミュニケーションのデザイン、都市のデザイン、さらには生命デザインなど、情報工学や生物工学、人間工学、心理学、社会学、経済学などの領域とデザインの領域の融合が加速している。
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■感性工学【Kansei engineerong】 |
感性とは英語にはない概念だと言われる。人間は往々にして理性ではなく感性を行動規範とする。感性工学はそのような人間にとって感性とは何かを解き明かす学問のこと。98年には日本感性工学会が設立されているが、モノ作りの技術、デザイン、マーケティングにとってこのような脱領域的〈学〉は多くの示唆を与えるものとなっている。
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■科学技術【science and technology】 |
科学と技術の定義としては、科学は認識の体系であり、技術は生産手段における知識の体系であるというのが一般的。また『歴史のなかの科学コミュニケーション』を著したB.C.ヴッカリーは、科学技術全般を〈純粋科学〉〈応用科学〉〈実務〉に分類し、〈応用科学〉と〈実務〉の職能を合わせて〈技術〉だとしている。日本語としての科学技術は、ときとして両者が混同されることが問題となるが、その一方で、情報テクノロジー、バイオテクノロジー、光テクノロジー、ナノテクノロジーなど新しい科学技術領域の拡大により、科学と技術の「融合」が促進しているとも言える。科学は論文によって記録されるが、技術を記録するのは本誌のような媒体の仕事である。
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